響芸

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今月と先月、2日にわたりメイン奏者メンバーを集めて決起会を行いました。

将来の生演奏業界を担う演奏家が集い、まずは「自分がどんな演奏をしたいのか」そして「響芸はどんな風に生演奏を広めるのか」それから「響芸の生演奏でどのように社会に貢献できるのか」などを話し合いました。

山本五十六(海軍大尉・元師・連合艦隊司令長官)が残した名言
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

有名な言葉だそうですが、最近知りました・・・・
気づいたらこの言葉通り響芸は前進してまいりました。

ステージをこなすだけでなくしっかりした実績があることを奏者にやってみせて、
タイミング演奏や演出など今まで音大で教わらなかったこと、なぜそれを行うか、意図なども奏者に言い聞かせさせてみて、出来たら褒める。(褒めるというと上からになってしまいますが)

昨年まではこのように進めてまいりました。要所要所で奏者とも話し合っておりましたが、昨年のフルートカルテットコンサートではメンバーの1名に選曲や構成、プログラムやMCなどを一任し、新たな試みとなりました。

信頼できる仲間が増え、一人より、二人、二人より三人と一致団結すれば一人で難しいことも成し遂げられます。

響芸初の試みで、皆と日程を合わせることは大変でしたし、その意義を伝えることは難しかったです。普通の一般企業ではないですから、会議の時間というものが大事な勤務という認識に入りません。もちろんグダグダな会議ではありません。
今回はスタッフによるパワーポイントや動画を駆使したちゃんとした会議でした。
参加する際も演奏のギャランティーに近い額を渡していますが、やはり音楽家としてはそのような時間は個人個人にとっては無駄なのかもしれません。

当分は本番も増えてくるので行いませんが、今回は理念や目的など伝えることができ、さらに良いものが創れる一歩になったと思います。

しかし、新しいことをしていくには反発もあり、結果が出るにも時間がかかるので、パワーを使いますね。「言い聞かせ」てのパートがもっとも苦手です。
基本的には音楽に関する仕事は無理やり説得してまでやる必要はないと思っている。

初期から現在、メンバーがたくさん増えましたが、演奏家がいてはじめて「響芸」です。
音楽ビジネスをしようと思って会社があって奏者を増やしたわけではないので、日々真剣なメンバーに感謝です。