安心・安全の取り組み:演奏家とのオンライン研修
先週から今週にわたり、オンラインでメンバーの業務確認・研修を行いました。
電話口での説明はありましたが、折角時間もあるところですので、一度原点に返って報告の大切さ、理念やビジョン、マナー、リスク回避、改善点等オンライン、顔が見える状態でZOOMで会議を開きました。
現状まだほぼ毎月頻度でよく演奏する40名程度までしか進んでおりませんが、声をかけた演奏家からは快く参加していただきました。
一般社会と同じように研修費を支払ったことも大きいと思いますが、「演奏以外にも大切なことなんだ」と意識できるような取り組みを行いました。
生演奏業界もここ1年で仲介業者さんや演奏家とお客様が個人でやりとりできるマッチングサイトが増えてきました。
安くて直接やりとりをして希望の演奏を依頼できるメリットがありますが、そのようなサービスを依頼した方々からトラブルが発生したり、満足いただけなかった理由で弊社にご依頼をいただいたお客様も12件ほどいただいております。
「生演奏」だと依頼したことも無く、わかりづらいと思い、以下ハーバービジネスオンラインの記事が出ておりましたので共有させていただきます。
自粛期間に需要が増えたウーバーイーツのトラブルに関する記事です。
身近に安く便利に利用できる分、個人事業主である配達員が増えると法人側がしっかり管理しなければリスクが増えます。
響芸も個人事業主との契約になりますが、改めて演奏家の管理、研修を大事にせねばならないと考えさせられる記事でした。
ウーバーイーツ、自粛特需の素人参入で、荒れるマナーに古参が激怒。女性配達員は思わぬ恐怖も
https://news.yahoo.co.jp/articles/9af4bec50f04a0e1550cfc509b955f94db9f44d8?page=1
手軽に仕事を始められるというメリットが裏目に出ているようだ。杉原さんは続ける。
「私が配達員を始めた頃は、自転車やバイク好きが高じて配達員になるケースが多かった。だから、交通ルールを熟知している人がほとんどだったけど、約1年前から誰でも簡単に始められる仕事という認識が広がって、知識が不十分な人が増えた。さらに、コロナの影響で事務所が閉鎖され、登録会への参加が不要になり、電話一本で始められるようになった。それで普段運転しない層が数多く流入し、悪目立ちするようになったと思われます」サイトより引用。
素晴らしい配達員の方々も沢山いらっしゃるはずです。
自粛という環境要因もありますが、そのような方々がいらっしゃったのでその評判もあって需要もうなぎのぼりだったはず。
しかし、どんなに素晴らしい配達員が頑張っても、そうではない配達員がいることで全員のイメージが落ちてしまう現実があると学びました。
弊社とは違い数えられないほどの配達員の登録数があり、急に増えたことで教育も時間的に行き届かないと思いますから、管理も大変なことを想像するのも容易です。
(ウーバーイーツさん・・・記事掲載申し訳ございません・・・)
生演奏の場合、外食産業のように市場は大きくありません。
演奏家は多いですが、舞台に立てるのは「演奏家の知名度必要ではないイベント演奏」でさえ、そんなに多いものではありません。
コロナショックで有名演奏家でさえ舞台に立てない日が続いております。
そのため、演奏家の登録を大量に行うのではなく、しっかりと厳選し、管理していくことも必要かと考えております。
そのためには費用も時間もかかりますが、結局安く楽に済ませようとすると高くつくことも多い。
コロナウイルスの影響で本番から遠のいておりますが、この時期だからこそ見直すべきことがあります。
原点を忘れず、安心して演奏をご依頼いただき、安心して演奏できる環境をお届けしたいと考えております。